本文へスキップ

キリシタンのあしあとを求めて各地を旅してめぐります♪

トップページ > 史跡案内 > 石川 > カトリック金沢教会

カトリック金沢教会

                              石川県教会、キリシタン遺物

高山右近邸から運ばれてきた石が眠る


大名の地位を捨てキリシタンとして生きた高山右近が暮らしていた邸宅にあった石(南坊石)が敷地内に置かれている教会。教会創立100周年を記念して制作された右近像も建てられています。教会事務所の脇に設けられたキリシタン遺物のコレクションも素晴らしいです。


カトリック金沢教会


腕を広げたキリスト像が訪れる人を招くカトリック金沢教会の聖堂。

この教会は1888(明治21)年、金沢市片町に伝道師水田若吉が講義所を開設したことに始まります。1988(昭和63)年には創立100周年を記念して高山右近像が建立されました。製作者は金沢在住の竹下慶一氏です。

高山右近は1552(天文21)年、摂津の国で高山飛騨守の子として生まれ、12歳の時にイルマン・ロレンソより受洗しました。

21歳の時父親から家督を譲られた右近は高槻城主となり城内に天主堂を建立し、キリシタン墓地、修道院、セミナリヨを設けました。

高槻であまりにもキリシタンが繁栄したために豊臣秀吉によって明石に転封され、その後の伴天連追放令で領地を没収されました。浪人になり小豆島等を経て、加賀藩主前田利家の招きで1588年に金沢に来ました。


金沢教会正面

聖堂正面

キリスト像

右近像

高山右近像


右近が金沢にやってきた1588年から教会の創立100周年まではちょうど400年。400年前に蒔かれた種がここに結実したことを記念する像ではないかと思います。

金沢に来た右近はその後26年間前田家のために尽力し、1614(慶長19)年に内藤徳庵らと共に長崎に追放、翌年にマニラに流されました。

南坊石(なんぼういし)


南坊とは茶道を極めた右近の号名。「南蛮坊主」から2文字を取ったという説もあります。

この石は利家が右近に与えた邸宅の敷地内に置かれたいたものと伝えられ、幾度か人手を渡った後にこの教会に寄進されました。


南坊石

南坊石の説明

織部灯篭

入口のアーチ


 現地への行き方
JR金沢駅からバスに乗り「香林坊」で下車、バス停からは徒歩5分ほど。「香林坊」行きのバスは頻繁に出ているのでバスの利用が便利です。住所は金沢市広坂1丁目1-54。



この地図は大体の位置を示すものなので、訪問の際は現地の案内や地図で所在地を確認してください。

インフォメーション
《本サイト内の関連ページ》
《本サイト以外のサイト》



                                          NEXT >>